リアルを掴む瞬間
こないだ某制作実習の飲み会でY先生がいいことをおっしゃっていた。
映画好き、議論好き、エロネタ好き、と意外とMEと共通項があるY先生はしきりと
『学問は下半身でするものだ!』
とHGも真っ青なくらいガンガン腰シェイクをされていました。
なかなか楽しい先生でした。
そのときみんなでリアルを掴む瞬間の話をしていて、
真面目な状況なものもあれば、日常的な状況のこともあり、エロスな状況のこともあり、
なかなか興味深いものだった。
常識とか、ルールとか、しがらみとかそういったものを、
ひょい
って超えてしまう瞬間。
そうゆうのがリアルを掴む瞬間じゃないか、みたいな感じでした。
あ、ちゃんと黒澤羅生門の話もした。
わざわざソシオ借り切ったんだし。
前半、よだれ垂らして寝ていたことを告白しても特に咎められることもなく、
『どちらかというと正常な反応だよ』と言われた。ほっ…。
最後のほうの京マチ子の演技はやばいばぁ、と思った。
すごいねぇ、あの女のしたたかさ。
素晴らしい!!
ところではまぞうのレビューでは
日本映画で初めてヴェネツィア国際映画祭金獅子賞およびアカデミー賞外国語映画賞を受賞し、
一躍世界に黒澤明監督の名前をとどろかせた大傑作。
人間のエゴ剥き出しの業の醜さと、そんな絶望の中からの再生といったテーマが、初めて太陽に直接キャメラを向けた画期的撮影や、ボレロ形式を主体とした斬新な音楽など見事なスタッフワークによって、躍動感みなぎる映像の美学として結実。キャストの名演も忘れてはならないところだ。
と書かれているけど、
『人間のエゴ剥き出しの業の醜さと、そんな絶望の中からの再生といったテーマが…』
ってとこが気になった。
確かに表向きのテーマはそうだろうけど、やっぱり気になるなぁ。
絶望の中からの再生…ってゆうのはラストシーンのことをゆっているのかな?
赤ちゃん育てるってゆうとこ。
(観てない人も特にネタばれではないと思うのでご安心を)
むーん、ほんまに育てるのかなぁ〜。
うちは違うと思うけどなぁ〜。
でもまぁああゆうふうに終わったほうが無難な感じだし、賞とかにもぴったんこかんかん
だわなぁ〜。
と、まぁ、これは私の感想ですが。
人によって感じ方はまったく違うもの。
そこがまた面白いんですね。